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臨床工学技士の就職先の種類とメリット・デメリットや年収は?

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どーも、ひできち(@Hidekichi_Blog)です。

突然ですが、私は「臨床工学技士」っていう医療系の資格を持っているんですよ。

実際、病院で働いた経験はなく医療系の企業に就職したんですけどね。

この記事を読んでくれているってことは、少なからず「臨床工学技士」に興味があったり、これから目指そうと思っているか目指している方だと思います。

そんなあなたに、臨床工学技士の業務内容や、各就職先でのメリット・デメリット、病院・かかりつけ医・企業など就職先での平均月収を(独自調べ)紹介してみます。

臨床工学技士(CE/ME)について

まず、目指している人や興味がある人向けに、簡単に臨床工学技士について紹介していきます。

臨床工学技士とは?

臨床工学技士とは、医療機器の専門医療職です。

臨床工学技士の制度が出来たのは比較的新しくて1987年に制定され、資格を取るには定められた学校を卒業し国家試験を受ける必要があります。

病院内での役割は、医療従事者(医師、看護師など)とチームを組んで「生命維持装置の操作」をしたり、医療機器を安心・安全に使えるように「保守・点検」を行ったりしています。

いわゆる、「医療機器のプロフェッショナル」と捉えてもらえればわかり易いかな。

現在の医療現場では「メディカルスタッフ」の一員として重要度が高くなってきている職種と言っても過言ではないと思います。

病院内ではME(Medical Engineer)もしくはCE(Clinical Engineering Technologist, Clinical Engineer)と呼ばれていることが多く(基本的にMEさんが多いかな)、大きい病院だと数十名も働いている場合もあります。

数十名なんて少なくないの?と思うかもしれませんが、看護師と違い病院の規模次第では0人もしくは1人しかいない場合もあるんですよ!

昔「医龍」ってドラマで臨床工学技士が活躍したのをきっかけに知名度も高くなったような気もしますが、今はどうなんでしょうかね。

臨床工学技士の仕事内容

先ほども簡単に説明しましたが、もうちょっと詳しく紹介しておきます。

代表的な業務内容ですので、各病院で多少異なることがあるかもしれません。あくまでも一般的な業務内容です。

血液浄化業務

体内から老廃物など人体に必要ない物を排出できなくなってしまった時に行う治療法で、臨床工学技士は穿刺(腕に注射針を刺すこと)から透析機械の操作まで行います。

血液浄化業務は血液透析療法、血漿交換療法、血液吸着法など様々な血液浄化療法が存在しますが、そのすべてに携わります。

資格取得後は、この業務に就く方が一番多いと思います。

医療機器管理業務

病院内の医療機器を保守・点検・管理する業務です。

大きい病院には「MEセンター」があり、そこで多数の機器を一括管理して各病棟などに貸し出す形をとっていることが多くあります。

機械のプロフェッショナルと言われる訳はここにもあるんですよね。

呼吸治療業務

人は呼吸をしていますが、病気などで「人工呼吸器」を付けて呼吸をしている人が病院にはいます。

ドラマで見る口にマスクしてるやつです。

臨床工学技士はその「人工呼吸器」が正常に動作しているかチェックしたり、使用後のメンテナンスを行ったりします。

心血管カテーテル業務

通称「心カテ」と呼ばれる業務ですが、これは心臓病の検査に用いられカテーテルというもの体内に入れて検査する方法です。

心カテは患者さんの治療方法や術式を決める為の重要な検査項目なのですが、その時に大掛かりな機械を使います

その機械の操作を行うのも臨床工学技士の仕事です。

ペースメーカ(PM)/植込み型除細動器(ICD)業務

PM/ICDは、心臓の不整を整える為に体内に植込む機械です。

さすがに植込む手術は医師しかできませんが、その機械の設定や管理などはMEの立派な業務です。

人工心肺業務

心臓手術の際、心臓や肺に代わる働きをする体外循環装置(人工心肺)を操作・管理します。

手術中の操作だけではなく、使用前・使用後の点検やメンテナンスまで行います。

その他

高気圧酸素業務、手術室業務、集中治療業務なども業務としてあります。

 

こんな感じで数多くの業務を担っている「臨床工学技士」ですが、業務内容を見ていかがでした?

「うわっ、こんなに?」「MEってすごいんだな」「やること多すぎ」なんて思った方もいるとは思いますが、全部やる病院もあれば、どれかに特化する場合もあります。

実際は就職する病院ごとで違うので、そこはキチンと募集内容を確認してみた方がいいですよ!

まあ、リアルな話をすると私の学校の同期は「透析業務」がほとんどですけど、大きい病院であればあるほど業務内容は増えてくると思った方が良いのも確かです。

それと、業務内容を見るとわかるかもしれませんが、循環器系(心臓)の業務が多いのも特徴的かもしれませんね。

臨床工学技士の就職先・年収は?

ここからは、目指している人、目指そうか悩んでいる人、ただ興味があるだけって方も気になるところかもしれません。

就職後の将来ビジョンが見えないと不安ですし、踏ん切りがつかないってこともありますもんね。

就職先

臨床工学技士の資格を取得した後は、当たり前に就職すると思います。

でもその就職先ってどんなところがあるでしょうか?

各就職先について個人的な意見も踏まえてメリットやデメリットを簡単に紹介してみます。

大学病院

まず、大学病院。

最先端の医療を主に扱っているところがほとんどの大学病院。

臨床工学技士は大学病院に就職も可能です。(医療職の資格なので当たり前ですけども)

因みに、大学病院に就職すると国家公務員(若しくは準国家公務員)になる可能性もあります(国立大学病院の場合など)

大学病院に就職するメリット3点

  1. 最先端医療に携われる
  2. 多くの業務を行える
  3. 再就職が比較的簡単?

再就職に便利なのは当たり前かもしれません。〇〇大学病院と履歴書に書かれていたら注目しますからね。

しかも有名な大学病院で働いていたとなるとその他の病院でも引っ張りだこかもしれませんよ。

次にデメリット4点

  1. 特殊な症例など対応が難しい可能性
  2. 業務内容が多すぎて、慣れるまで時間がかかる
  3. 電話番がある
  4. 人間関係
  5. 再就職を考えた時に過度に期待される可能性

※ 電話番は緊急連絡が入った時に出動する当番です

難関と言われる大学病院に就職した場合は良い点が悪い点になりその逆になる事もが多いと思います。

しかし、仕事を覚えある程度年数が経つと自分が同じ学校の同期よりも数段スキルアップできているかもしれません。

どんな場合でもいえますが、続けることができるかが優先課題でしょうね。大学病院に就職することを考えるのであれば。

大学病院以外の大病院、もしくは中小病院

これは、済生会、徳洲会など大きい病院からどの地域にもある中小病院についてです。

大、もしくは中小病院に就職するメリット2点

  1. 大学病院には劣るが色々な症例に携われる
  2. 業務がある程度、固定される(透析のみなど)

大学病院に比べて業務が固定されるという具合なので、大学病院に匹敵する病院では当てはまらない可能性があります。

次にデメリット2点

  1. 中小病院だと県外に就職する際は名前が知られている病院でないと後ろ盾は得られにくい
  2. 業務が固定されるとそれ以外の知識を差ができる
  3. 電話番がある
  4. 人間関係

※ 電話番は緊急連絡が入った時に出動する当番です

大きなデメリットはないかもしれませんね。

選び方としては有名で敏腕なMEになりたいってことであれば「大学病院」へ、「それなりに勉強したい」や「好きな分野がある」ならそれに特化した病院に就職すると良いかもしれません。

クリニック・診療所

クリニック・診療所はいわゆる「かかりつけ医」と呼ばれているところです。

かかりつけ医で臨床工学技士を採用するケースは「透析」をしているところがほとんどだと思います。

まれに循環器のクリニックで「PM」を植込むところもありますが、今回は例外としておきます。

クリニックに就職するメリット3点

  1. 業務がかなり固定されるので慣れやすい
  2. 出勤・退勤がほぼ一定
  3. 電話番業務がほぼない

透析関連で採用されることが多いので、ほぼ透析業務だけする形になると思います。

クリニックの場合は受付時間が終わって最後の患者さんがいなくなれば終了なので、比較的残業は少なくて済みます。

そして病院の様に電話待機がほぼない事もメリットかなと思います。

次にデメリット2点

  1. 再就職先が絞られてしまう可能性が高い(透析業務が主なので)
  2. 人間関係

人間関係はどの職場でもつきまとう問題ですね。

病院の様に多数と関わる職場も人間関係がこじれると厄介ですが、職場に人が少ないのも結構厄介ですよね。

結局は、一緒に働く人との相性だとも思いますけど…

そして、一番のデメリットは再就職先が絞られてしまう可能性に関しては結構、重要です。

透析のみのクリニックで10年、20年働いていきなり循環器!なんて超難しいですよ。

まあそんな考えにはなりにくいですが、デメリットとして挙げておきます。

企業

これは主に医療機器関連会社への就職です。

どんな企業があるかというと、体温計などで有名な「テルモ」や「オムロン」、AEDなどで知られる「日本光電」「フクダ電子」、PMなどの「SJM(セントジュードメディカル)」、だれでも知ってる「JJ(ジョンソン&ジョンソン)」などが挙げられます。

J&JやSJMは外資系の会社ですが、これら以外にも透析関係の会社(ニプロなど)とか考えただけでも数多くの医療機器関連会社があります。

私も医療機器のメーカーに就職していたので、十分に採用の可能性がありますよ!

さて、企業に就職するメリット5点

  1. 最先端の医療機器について知れる
  2. 全国的・世界的に活動の幅が広い
  3. 人脈が広がる
  4. 営業担当の場合販売実績を挙げると達成感がある
  5. 給料・ボーナスが良い場合が多い(大手企業の場合)

大手企業になると、給料が良く安定していることが多かったですね。

さらに、営業になると担当地域の医師や看護師、ディーラーや協業会社など人脈も多くなり何かと便利です。

メリットとしては挙げませんでしたが、再就職の際も有利になる事がありますね。

私の場合は、医療関係そのものに就職していませんのであまり関係ありませんでしたが、同じような業種で働く場合や病院で働く場合でも良い意味で注目されると思いますよ。

次にデメリット3点

  1. 就業時間が長い
  2. 営業職だと売上目標の金額が半端ない
  3. 電話番がある場合がある

※ 電話番は緊急連絡が入った時に出動する当番です

経験上の話ですが、就業時間に関しては長いですね。残業も結構ありました。

私の場合だと、休日出勤や残業は当たり前のようにありましたし、帰るのがかなり遅いって時も結構ありました。

最近では改善しているようですが、辛かったですねー。まあどんな企業でも同じだとは思いますがね。

売り上げ目標も、一つの単価がそんなに高くないのにも関わらず目標額が1億を超えることなんてザラにありますからね…正直キツイ。

勿論お給料は良かったですけど、それ以上にメンタルやプライベートな時間ってのがほとんどなかったように感じています。

いや、自分のレベルが低くて作れなかっただけかもしれませんけどね(笑)

もし、もっと具体的に聞いてみたいことがあれば連絡を貰えれば答えられる範囲でお答えしますよ!

年収はどれくらい?

これは、病院や企業で差が出てきます。

病院・クリニックの場合

学校の同期や知り合いなどに聞いてみたところだいたい20代後半300万~400万くらいが平均値でした。

まだ年齢的にも役職についていない人が多いので、妥当な数字だとは思いますが、責任が重い割には少し少ないような気もしています。

因みに、最初からクリニックに就職するときは初任給がその他病院より高いことがあります。

でも、注意しなければいけないことがあって、初任給は良いけど給料が上がりにくい可能性を秘めています。

ちゃんと募集要項など見た方がいいですよ。

企業の場合

これまた年齢や役職で大きく変動しますが、20代後半で大体400万~500万くらいです。

営業成績が良いとボーナスが増えたりする分、病院よりも少し多いかなって具合ですね。

企業のいいところはボーナスがいいところかな。給料だけ見るとですけど。

 

これまでいろいろ話してきましたが、正直就職先をメリット・デメリットや年収がすべてではないと思います。

臨床工学技士を学んでみて、実際どんな風に感じたか?それが一番重要になってくる部分ではないでしょうか?

「やりがい」や「志」などにも関係してきますし、何となく選んで就職することが一番後悔しそうですね。

まとめの前に箸休め程度に私の話をしてみます。

元医療系企業の営業マンひできちの話

元々医療にあまり興味がなかった私ですが、取り合えず「手に職」という考え方で医療職種を選んだんですよ。

「将来の夢」というと大げさかもしれませんが、人を助ける仕事をしたかったってのもありましたからね。

そして入学当初は「どーせ病院しか就職先無いんだろうな」って思ってたんですけど、MEは企業へ就職する窓口が他の医療職種より広いことを知ってその道を進むことを選びました。

その理由としては、

  1. 人と話すことが好き
  2. 将来は海外で働きたい
  3. 閉鎖的な空間はいやだ

って思っていたからなんですけどね。

特に病院に対しては閉鎖的な職場だなって思っていたんです。

転勤も無ければ、毎日同じ人たちと顔を合わせて仕事しての繰り返しだし、もっといろんな人と関わりたいなって。

転勤族でも構わないし、都会で働きたかったから企業を選んだんです。

就職が決まってからは仕事内容や売り上げ目標のキツさに驚きながら毎日仕事に追われていましたね。

それでも私の中では病院で働くより気持ちは楽だったかなー。

まあいろいろあって2年働いて会社を辞める決断をしたんですが、今では駆け出しブロガー、そして経営者の卵として充実した日々を過ごしていますし、それもひとつの人生だと思います。

結局何が言いたいか?っていうと

どうせやるなら「目標」を持ったり「やりがい」「志」を見つけた方が仕事は楽しくできます。

私が失敗例とは言い切れませんが、せっかく医療職種を目指したり、興味がでたりしているんだから「どんな部分にやりがい」や「楽しさ」があるのかをしっかり見つけることが重要です。

私の場合はやりたいことが他にあったからやめましたが、何もなく辞めてしまうとニートになっちゃいますよ!

まとめ

臨床工学技士の話から私の個人的な話までしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

今回伝えたかったことは、

  1. 臨床工学技士ってどんな仕事なんだ?
  2. 就職しても未来があるのか?
  3. 俺みたいになるな!

って部分ですが伝わったかな?

もしこの記事が、これから臨床工学技士を目指す人や目指そうとしている人の参考になればいいな願っています。

なにか具体的に聞きたいことなどありましたら、連絡してみてくださいね!

それでは今日はこの辺で。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。良かったらシェアしてくれると喜びます。

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